オゾンホールが現れる要因

ozonehole
オゾンホールとは、南極エリアの高度10~25キロメートルの成層圏のオゾン層が穴上の形で非常に薄くなっていることを指します。時期的には、南半球の春(9月から11月くらいまで)です。

1984年に気象研究所が南極エリアのオゾン層現象について報告し、翌年には英国のファーマン、さらに翌年には米国のストラルスキーが春の南極エリアでオゾンホールができていることを観測しました。これらの発見で、南極オゾンホールの存在が明るみにでたのです。

オゾンホールは、南極上空の成層圏にできる雲とジェット気流が原因で発生します。南極は非常に気温が低いため、成層圏でも雲ができてしまいます。雲の表面は化学反応を引き起こし、不活性な状態となっていた塩素原子が塩素分子に変化してオゾンを分解していきます。さらに、ジェット気流が周囲のオゾンの流入を阻害し、その地域だけに大きなオゾンホールができるのです。塩素原子を不活性な物質に変化させる二酸化窒素などの物質は雲の中に吸収されてしまうので、暖かくなるまではオゾン層の破壊を防ぐことができないのです。

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